お世話になっております。
引越営業の清光と申します。
本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。
本日も有料級のアドバイスができれば嬉しく思います。
本当に成約いただけるまで帰りません! という営業はいるのか。
プロローグ
金額提示までは大体円満
感じの良い営業さんが来てくれてよかった。
訪問前の時間連絡、訪問時の挨拶も好感が持てていました。
見積もりも、その後の引越の案内も非常に丁寧で、この営業さん、この会社に引越を任せたらきっと上手くいくんだろうな。
漠然とそんなことを思わせるような素敵な営業さんでした。
引越し料金を提示するまでの短い間は。
2DKの夫婦2名、都内の引越。
前回は単身別々に現在の住まいに引っ越してきた。
4年前、主人は荷物が少なかったので自分で荷物を搬入した。
妻は引越会社に依頼、荷物が少なかったということで電話で見積を取ってもらい、2万円台で引越をした。
ただ、今回はベッドの追加購入や、冷蔵庫の買い替えをしていた。
大型の家具が増えたため、訪問で見積もりを依頼した。
本番はここから
始め、営業は15万円という値段をにこやかに告げてきた。
夫婦はあまりの値段に目をパチクリと瞬かせ顔を見合わせる。
別に払えない額ではない。
しかし、予想では8万円程度だったため面食らってしまっていた。
主人は予算とのあまりのギャップに、検討する旨を営業に伝えた。
すると、営業さんは主人にそれとなく予算を聞来出した後こう言った。
「わかりました。今ご成約頂ける場合、8万円まで頑張ります!」
いきなり半額まで値下げしてきた営業に不信感を抱いた主人は、
検討する旨再度営業に伝える。
「ご主人、今ご成約頂ける場合7万円までお値下げいたします。」
そういう話ではないので再度お引取り願う主人。
営業は、そんな言葉には耳も貸さない。
更に値下げをチラつかせ、成約できない理由を問い詰める。
おかえりをお願いしたって無駄です
そんな営業に根負けした主人は、
1社で決めるのは不安だから他社で相見積を取ってから決めたい。
だから今日は帰ってほしいと営業にお願いをする。
それを聞いた営業は、相見積の予約は取っているのか、そして会社名はどこかと食って掛かるように聞いてくる。
普段なら素直に答えはしない主人も、
営業の圧に押されたのか問いかけに素直に答えている。
妻は営業の顔など見たくもないと言わんばかりに、主人の影に隠れ俯いている。
ハズレ営業に当たってしまうと、延々とこんなやり取りが続きます。
さっさと帰ってほしいのに言い出せず、最後にはお客様が根負けして契約書にサインをしてしまうことさえあります。
このような営業さんはザラに居ます。
ハズレ営業に引っかかってしまった場合、円満に相手を引かせる魔法の言葉をいくつか紹介いたします。
迷惑系営業さん撃退方法
2,転居先が審査中で通るかわから決められないと困っているフリをする。
引越は法人負担だから3社分見積書を貰わないといけない。
引越屋の営業は決裁権を持っている人間を探し、その人に猛烈にアピールをします。
見積を主人立会で、妻に決定権があるなどと、うっかり漏らしてしまった場合。
営業は主人に、妻に電話してくれ、いましてくれ、さぁしてくれと、猛烈に詰め寄ってきます。
しかし、会社負担なのでと伝えると、安くするので人事部担当者様に電話してください!
という営業は1人もいません。
もし居ても、人事部の決済者が誰かわからないといえば相手もそれ以上押せません。
溜め込んだボルテージゲージが一気に消沈し、見積書を置いてスゴスゴと帰っていきます。
また、その時に来ている営業に、御社が1社目ですと伝えると
他社がどうのこうのという余計なやり取りが避けられてなお良いです。
こちらは決済者への連絡手段を確実にカットするため、確実に効果のある方法です。
転居先が審査中で通るかわから決められないと困っているフリをする。
こちらも有効な方法です。
こちらは、引越し料金に納得いった場合、他社も見たいけど今の営業が提示してきている料金もキープもしたい。
そんな時にお使いください。
見積もりに来た営業さんに、転居先契約決まっていないため契約ができない旨を説明します。
それでも契約がほしいという営業さんは、ガツガツと攻めてきます。
その勢いを利用して、キャンセルになってもいいなら契約してもいいですと伝えましょう。
そうすると、営業はダンボールを置かせてくださいと100%言ってきます。
通常、引越がキャンセルになった場合、引越会社が配ったダンボールはお客様が買い取りかお客様負担で返送していただくこととなっております。
資材については、こちらもご参考にしていただければ幸いでございます。
そこで、ダンボールは置いて言ってもいいけど引越がキャンセルになった場合はダンボールは引越会社が取りに来ると約束させましょう。
そして、その内容を必ず見積書に記載させてください。
これで仕込みは完了です。
後は、他社が高い場合は契約した引越屋を使えば良いですし、他社が安い場合は他社に安全に乗り換えられます。
後払いでいいかしつこく聞いてみる。
引越作業というのは、無形サービスです。
引越が終わると同時に効果を発揮します。
法人契約を結んでいる場合や行政(福祉)からの支払い以外は、事前・当日荷物積込完了後までの決済が基本です。
そのため、引越し後の後払いは引越会社側の決済が通りません。
そのため、営業がしつこく契約を迫ってきたら、逆にこちらからしつこく後払いを迫ってみましょう。
営業側の熱意が一気に冷め、すごすごと帰っていきます。
私もこの攻撃を食らったことが何度もありますが、どう対応することもできず、すぐさま退散する方法しか持ち合わせておりません。
本日もお付き合いいただきありがとうございました。
この記事が皆様のお力になれたなら、嬉しく思います。
また、皆様からこのような断り方があるよという場合、コメント欄に投稿してください。
今後の参考にさせていただきます。